未来の農業2019~省力化~

未来の農業~省力化~

省力化の現状

日本では農業従事者不足が深刻化していて、農業生産の向上と省力化が必要であるとされています。近年の日本の農業の省力化の技術は下のようなものがあります。

①植物工場

光、温度や湿度などの生産環境を管理して、農作物を主に屋内で育てる設備です。植物工場にも様々な種類があります。植物工場では生産が簡単であるレタスなどの葉物を主に生産しています。植物工場の利点としては、天候に左右されにくく短期間で安定的に生産できる点や農業においての複雑な知識が少なく簡単に管理できる点があります。一方で欠点として、生産におけるコストが高い点やコストが高いため農作物の値段が高くなるので販売先が見つかりにくい点です。しかし光や温度などの生産環境の技術が未発達であることから、将来技術の向上により効率的に生産ができるのではないかと考えられています。最近では京都府に「テクノファームけいはんな」という植物工場ができ、世界で初めてレタスの苗の育成から収穫までロボットがほぼ全自動で行う全自動栽培を成功させました。

レタス工場

(引用元:Techno Farm™【テクノファーム】)



②農業ロボットの利用

様々なロボットを利用して農作業の効率化をすすめる技術です。例えばGPSを利用し無人の状態でトラクターなどの農業機械を自動走行させたり、ドローンを利用した農薬を行ったりする技術などです。これらの技術の発展により一日中作業をすることが可能になり、農家の負担軽減も考えられます。一方で農道に無人トラクターを走らせてよいのかなどの課題があることも確かです。


(引用元:研究内容ー北海道大学 農学研究院 ビークルロボティクス研究室)

トラクタ2

(引用元:研究内容ー北海道大学 農学研究院 ビークルロボティクス研究室)

このような技術を見ていく中で、私たちが考えたのは果樹栽培の省力化・無人化がすすんでいないのではないかということです。ワインやジュース用として、木自体を揺らして果実を取るロボットは導入されていますが、果実そのものを商品とする場合傷がつくのを避けたいので導入されにくくなっています。そこで私たちは果樹栽培において、すぐに導入できる省力化・無人化の方法を考えました。まずは実際に農家が苦労しているところ負担になっているところを考えました。


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